ごみである。
ご覧のとおりゴミの山。

分別?、そんなの関係ないですよ。

生ごみはないが、可燃物の中にタイヤ、空缶、その他もろもろが混ざっている。
ゴルフクラブも混じってたかな・・・・



そりゃそうだろ!!!!!



何にも残ってないんだって!!!!!
まちには!!!
生活していた場所には!!!!!


ここは新興住宅地じゃないんだよ!!!!


仙台市 石巻市 女川町の7月21日、22日の状況。
元の住宅地の倒壊建屋は私の見たところ90%以上、撤去が完了している。
(まだ撤去されず、田んぼの中で倒壊している家もあるということ)

今回の視察見学で
女川町では水産加工工場跡地に立ったが腐乱臭はなく
ハエや蚊に襲われるということもなかった。


原発に絡む汚染や電力需給問題もあるでしょうが
まずは被災者の生活をどうしていくかが最大の課題だと思う。
体育館で生活されている方がまだおられる様子。

この仮設住宅には生活感が無い。
完成しているが入居がまだだと思われる。


私の仕事に関係ある分野では、
今後は山積した廃棄物をどのように処理していくかが課題。


このような木くずは製紙工場の燃料などに利用できると良いが、
海水を被ったために塩分を含んでおり、
ボイラ等の設備で腐食の問題を引き起こす懸念がある。


こんながれき類は破砕しないと使い道がないのだが・・・・


貴重な資源を含んでいる家電類はリサイクルを図っていくべきだが・・・・



廃棄物を有効利用するためには、いろんな前処理が必要なのだ。
基本は破砕、磁選、フルイによる分別。



仙台市には、3つの仮設プラント(能力90t、90t、300t/日)が建設開始されており、
そのうちのひとつJ社のプラント(90t/d)が移動中の道路から見えた。

一番最初から2番目の写真にあるような被災可燃ごみを中心に
焼却処理していく。


工事の進捗は、
試運転直前まで来ていると思われる状況であった。
発注は6月初旬であり、2ヶ月足らずでここまで工事が進むのは
ちょっと早すぎ。


おそらく契約どころか、4月末の内示が出る前から、
受注を見込んで、ありとあらゆる準備をしてきたのだろう。


この辺がJ社の営業力というべきか・・・・・
アクトリーに13億円で丸投げなのだが、
なぜそういう公共工事が許されるのか。